黄金のうさぎ お守りに 日光二荒山神社 像の10分の1置物、頒布
下野新聞
2023年2月4日
【日光】山内の日光二荒山神社はこのほど、幸運や金運を招く新たなシンボルとして境内に昨年設置した黄金の「良い縁うさぎ」像にちなんだ置物を作り、頒布を始めた。像の約10分の1サイズで、お守りとして室内に飾ることができる。
像は昨年、日光開山の祖・勝道上人(しょうどうしょうにん)が悲願だった男体山登頂を果たし、二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)を祭って1240年の節目となることを記念して制作した。祭神の大己貴命(おおなむちのみこと)(大国主命(おおくにぬしのみこと))が登場する古事記の「因幡の白兎(うさぎ)」をモチーフに、黄金のうさぎが幸運などをもたらすとされる鉱石「ラピスラズリ」を手にしているデザイン。
同神社は、像のデザインそのままにサイズを小さくした置物を作った。置物は高さ8・7センチ、重さ313グラム。鋳造金色塗装でご神木の杉板で作った台座が付く。同神社の斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司は「金運や幸運などを招くお守りとして、自宅などに置いてほしい」と話す。
100体限定。1体2万円。同神社の札所で頒布している。(問)同神社0288・54・0535。