三名瀑・袋田の滝、巨大な氷壁 茨城・大子

茨城新聞
2023年1月30日

厳しい冷え込みが続く中、日本三名瀑に数えられる、茨城県大子町袋田の袋田の滝は27日、大半が凍結し、高さ120メートルの巨大な白い氷壁を見せた。

寒波で凍結した袋田の滝=27日午前10時15分ごろ、茨城県大子町袋田

 

 

 

袋田観瀑施設管理事務所によると、凍結は25日朝に3割程度だったが、最低気温が氷点下12度以下となった26日朝には約8割に。同事務所は「1日でこれだけ凍結が進むのは極めて珍しい」とする。

 

29日には9割程度に達したが、その後一部の氷が崩れ、30日朝現在は約8割の凍結となった。

 

同事務所によると、数人のクライマーが、ロープを使い氷の壁を登って楽しんでいる。同事務所の高信翔太さんは「静かだが見応えのある凍結。ぜひ迫力を感じてほしい」と話した。