題材は真壁の町並みと月 茨城・桜川の市民団体がフォトコン作品募集
茨城県桜川市の市民団体「真壁麗月会」(鈴木謙一会長)は、国史跡の真壁城跡や重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている真壁の町並みと月を題材にした「真壁 千年の名月フォトコンテスト」を始めた。同市教委共催、茨城新聞社後援。
募集するのは、月と真壁城跡や真壁の町並みを写したデジタル写真。組み写真や合成写真は不可。応募は1人3点まで。A4判プリントで2月28日までに真壁伝承館に郵送(消印有効)か持参する。最優秀賞には賞金3万円、優秀賞(2点)1万円、入選(5点)には地元特産品を贈る。審査は3月に行う。
同会は「真壁の月」をテーマに新たなまちおこしを展開しようと昨年11月に発足。城跡の歴史講座やガイドによる史跡案内、名月コンサートなどのイベントも計画している。2月4日には「真壁のひなまつり」が開幕する。同会では「おひなさまと一緒に真壁の月も撮影してもらえれば」と呼びかけている。
鈴木会長は「城跡の前にそびえる山並みから昇る月や歴史的町並みを照らす月も美しい。地元では女性を中心に月をめでるイベントも開かれている。コンテストを通じて真壁の美しい月を多くの人に知ってもらい、訪ねるきっかけにしてもらえれば」と話している。
作品の送付先は〒300-4408 茨城県桜川市真壁町真壁198 真壁伝承館内フォトコンテスト係。名前、住所、電話番号、作品のタイトル、撮影場所を明記した応募用紙を同封する。真壁麗月会 – フォトコンテスト (google.com)
問い合わせは三村さん(電)090(7842)4339。