豊かな響き体感しよう 小3~中学生、合唱とリトミック体験募集 茨城・石岡のギター文化館
音楽家と地域をつなぐ活動を展開する「茨城おとのわプロジェクト」(鴇田英之代表)が、茨城県石岡市柴間の東京労音ギター文化館で合唱とリトミックのワークショップ(全3回)を開く。小学3年~中学生が対象で、現在参加者を募っている。鴇田代表は「豊かな音響空間で音を体で感じ、合唱する楽しさを学んでほしい」と呼びかけている。
プログラムは、第1回「ホールの響きを感じよう」(発声、12月11日)、第2回「体の響きを感じよう」(リトミック、来年1月22日)、「音楽の響きを感じよう」(合唱、同2月12日)。各回とも午前10時~正午まで。
講師は合唱が菊池康子さん(つくば市立春日学園義務教育学校教諭)、リトミックは「おやまの小さな音楽教室GELATO(ジェラート)」(高萩市)を主宰する佐川静香さんと夫のリャオ・ツンツィエさん。
ギター文化館はギター演奏を想定したドーム形のホールを備え、音響には定評がある。今年の開館30周年を機に利用を広げる試みを始めている。鴇田代表によると、ワークショップの構想を同館に持ちかけたところ快諾を得られ、今回は同館との共催、市教委の後援となった。
同プロジェクトではワークショップを手始めに「ギター文化館付き少年少女合唱団」も構想し、来年4月の発足を目指している。鴇田代表は「(中学校など)部活動の地域移行も見据え、専門家によるしっかりとした基礎教育が行える地域の受け皿がつくれれば」と話す。
参加費は3回3000円(1回のみの場合1500円)。希望者は各回1週間前までに専用サイトhttps://forms.gle/Ecz5jbbMdAJngPTDAから申し込む。問い合わせは茨城おとのわプロジェクトotonowa.ibk@gmail.com