秋の色、山道包む 茨城・大子の八溝山
茨城新聞
2022年11月4日
茨城県最高峰として知られる大子町の八溝山(標高1022メートル)の中腹で、山道を包み込むように木々が紅葉している。行き交う登山客は時折足を止め、秋色の風景に見入っている。
山道付近から周囲を見渡すと、ブナやナラ、モミジなどの葉が折り重なって、深みを増した秋の色が楽しめる。
横浜市から訪れた会社員、光安豊宏さん(53)は「葉の赤や黄、空の青、木々の緑といった大自然がつくり出した色の調和が見事。気持ちよく登山ができる」と話し、歩みを進めていた。
町観光協会によると、八溝山の紅葉は、山頂付近ではピークを過ぎたものの、中腹付近は見頃という。