夜のバラ園楽しんで 茨城・石岡のフラワーパーク 照明3500個点灯

茨城新聞
2022年10月21日

秋バラ約800品種が見頃を迎えている茨城県石岡市下青柳のいばらきフラワーパークで、夜のバラを楽しんでもらおうと、3500個の明かりで花を浮かび上がらせるイベント「ムーン・ライト・ガーデン2022」が開かれている。

明かりは園内約12ヘクタールのうち、入り口正面のエリア約1万平方メートルに配置されている。中心のバラテラス(約6千平方メートル)には、来園者自身が光の演出に参加できる仕掛けが用意された。園内での購入品と共に配布されるQRコードを、配置のセンサーにかざすと、光のさざ波を引き起こすことができる。

園によると、夜のバラを観賞させる発想は、昨季に来園者から寄せられた声が基になったという。長田昇園長(40)は「一灯一灯が一輪一輪を照らしている。この美しい夜のバラを楽しんでもらいたい」と話している。

期間は11月11日まで。点灯は午後5時から、閉園の同8時半(入場は30分前)まで。