茨城・常総水害7年 復興へ11月26日に新花火 計1万発

茨城新聞
2022年11月13日

茨城県の常総青年会議所は26日、2015年の常総水害からの復興の思いを込めた花火大会「常総新花火」を開催する。会場は同県常総市三坂町の鬼怒川堤防決壊の碑周辺。40歳以下の若手花火師による創作スターマインと創作尺玉のコンクールなどが行われ、計1万発の花火が打ち上げられる。

同市では例年8月に市主催の「常総きぬ川花火大会」が開かれていたが、新型コロナウイルスの影響で20年以降は中止が続いている。今大会には同市の花火文化を未来につなげるという願いも込められている。

同会議所の青木大理事長は「水害から7年たち復興が進んできた。立ち直った姿を全国の皆さんに見せたい」と話している。

観覧席は全席有料。時間は午後6~7時半。問い合わせは市商工観光課(電)0297(23)9088。