楽しく歩き 健康増進 塩谷で来月 実力で距離選べる新大会 6~20キロの3コース準備

下野新聞
2022年10月19日

【塩谷】実力に合わせて6~20キロの三つのコースが選べる「湧く湧くしおやウォーキング大会」が11月23日、飯岡の町総合公園を発着点に初めて開かれる。町はウオーキングを通じたまちづくりに取り組んでおり、気軽に参加できる距離設定のイベントで参加者の健康増進などにつなげようと企画した。町教委生涯学習課の担当者は「ウオーキング初心者や家族連れなど、町内外の多くの人に参加してほしい」と呼びかけている。

町は2020年4月に「ウォーキングの町しおや」を宣言。ウオーキングを通じ、町民の健康増進や郷土愛醸成、地域活性化などを目指している。

町内では15年から民間主催でウオーキング大会が開催されているが、距離が100キロと40・8キロと上級者向け。幅広い実力の人にウオーキングを楽しんでもらおうと、新しい大会を実施することにした。

町内3地区を1年ごとに巡る方針で、今年は船生地区で開催。旧東武矢板線の軌道跡などを歩く「ぽっぽ汽車コース(6キロ)」、初中級者向けの「岩戸別神社コース(13キロ)」、いちご一会とちぎ国体のカヌー会場なども通過する「佐貫観音コース(20キロ)」を設定した。

当日は午前9時以降に準備ができた参加者からスタートし、途中のエイドステーションで一息入れながら、午後3時までのゴールを目指す。参加賞として記念缶バッジ、完歩者には完歩証が贈られる。

参加できるのは小学1年生以上で、先着300人。参加費は一般1500円、小中高生千円。今月28日までに、同課や町内の3コミュニティーセンターに直接かファクスで申し込む。

(問)同課0287・48・7503。