万座温泉宿泊客向けワーケーション施設オープン「自然と温泉を満喫しながら、仕事に取り組んで」

上毛新聞
2022年10月26日

万座温泉観光協会(塚本亨会長)は12日、万座温泉(嬬恋村)の宿泊客専用のワーケーション施設「万座温泉 湯仕(とうじ)ステーション」を開業した。上信越高原国立公園内にある同温泉スキー場のレストランを改装。豊かな自然と温泉で気分転換し、業務の効率化を図ってもらう。

冬季はスキーヤー向けに営業しているレストランのテーブル配置を変えるなどして、複数人で使えるブース席と、一人で使うカウンター席をそれぞれ10席用意した。各テーブルにコンセントを設置したり、Wi―Fiを整備したりして働きやすい環境を整えた。

リモートワークが定着してきたことから、コロナ後も需要が見込めると判断。環境省の「国立公園・温泉地等での滞在型ツアー・ワーケーション推進事業」の補助金を活用して改装した。

同協会の山崎浩史事務局長は「四季折々で移り変わる万座の自然と温泉を満喫しながら、仕事に取り組んでもらいたい」と話している。

同協会加盟の6宿泊施設に泊まる客が対象。利用料は無料で、予約不要。午前9時半~午後4時。スキー場が開く12月24日~来年3月26日は昼食時のみレストランとしても営業する。問い合わせは同協会(☎0279-97-4000)へ。

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