行方産プレミアム芋焼酎 JAや商工会連携、「紅こがね」使い500本
行方市やJAなめがた、市商工会などでつくる「なめがた食彩マーケット会議」(会長・鈴木周也市長)は、限定500本のプレミアム芋焼酎「行方紅コガネ」の販売を開始した。同市産のブランドサツマイモ「紅こがね」(品種=紅あずま)と米を使い、蔵元で3年間熟成させた原酒。自然豊かな“行方の味”が堪能できる、まろやかな口当たりと爽やかな香りが特徴の本格芋焼酎となっている。
今回の商品開発は同市が進める6次産業化農商工連携事業の一環。サツマイモは、市内に350戸以上の生産農家がある同市を代表する野菜で、同会議は2013年に芋焼酎「紅コガネ」を開発。今回はその“プレミアム版”。水は中央アルプスの伏流水を使い、喜久水酒造(長野県飯田市)で製造された。
販売開始を前にした先月31日、同市内で販売記念試飲会が行われ、関係者らが新酒を味わった。鈴木市長は「香り高い、とてもおいしい本格的な芋焼酎が出来上がった」と満足げ。アルコール度数は35度あり「1年ものだと軽く、本格的に芋焼酎を楽しみたい方に良いのでは。お勧めはロック」と話した。
プレミアム芋焼酎「行方紅コガネ」(720ミリリットル)は1本2800円(税込み)。化粧箱入り。ラベルのデザインは、文化デザイナー学院(水戸市)の学生が手掛けた前回のレトロ調のデザインを踏襲しながら、文字の色を金色、ベース色をサツマイモを連想させる深紅にして“プレミアム感”を演出した。
市観光物産館「こいこい」(同市玉造甲)や市内スーパーなどで販売。問い合わせは同会議事務局(電)0291(35)3114。
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