風見章子さんを追悼 妙義山麓美術館 はがき絵や写真350点 安中

上毛新聞
2016年11月1日

先月95歳で亡くなった富岡市出身の女優、風見章子さんをしのぶ展覧会が28日、安中市松井田町行田の妙義山麓美術館(稲川庫太郎館長)で始まった。風見さんのはがき絵や出演作の写真、全国からささげられた作品など約350点が展示され、来館者が思い出話に花を咲かせている。11月7日まで。
会場には16歳でのデビュー映画「土」や、県人口200万人記念映画「眠る男」などの撮影風景が並ぶ。交流のあった人たちの作品も、風見さんの若い頃と最近の似顔絵を描いたり、追悼の意を書道で表現したりと、しのぶ思いが伝わってくる。
約20年前に東京で稲川館長らと開いた合同展の写真もある。稲川館長は「毎朝はがき絵を描くのが日課で、全国的な活動に発展させることにも貢献した」と功績を振り返った。
会期中無料。火、水曜休館。問い合わせは同館(☎027・393・5500)へ。

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