厄除け歴史神社茨城小笠原流弓術厳かに 笠間稲荷茨城新聞2016年9月23日 笠間市笠間の笠間稲荷神社で22日、小笠原流の弓術「三三九手挟式(さんさんくてばさみしき)」が古式にのっとり行われた。武家装束の射手が的を狙って精神を集中、境内に凜(りん)とした空気を漂わせた。 手狭式は20年以上前から、邪心をはらう儀式として続けられている。源、足利、徳川の歴代将軍家で弓術の範となった小笠原流を守り伝える門人が6人ずつ2組に分かれ、2巡の合計で的中数を競った。 的は9寸(約27センチ)角の木製で串に挟んで立てられ、射手は弓9本分に当たる約18メートル離れた場所から、乱れのない所作で矢を放った。詰め掛けた見物客は伝統の弓術を堪能した。関連ニュース 元気に邪気払い 行方 伝統行事「太刀揉み」 「三匹獅子」が36年ぶり復活 つくば・田倉 コロナ収束願い演舞 疫病退散の神「牛頭天王」の宝発見 那珂・素鵞神社 22日からパネル展も 気合入れ寒中みそぎ 石岡・常陸国総社宮 氏子青年ら心身清める 大寒みそぎ 鹿島神宮 寒さ耐え境内の池入水 笠間稲荷神社 新大鳥居 大しめ縄復活 豆力士 衣装お披露目 「延方相撲」28日開催 潮来 ご神体移し本殿修復へ 石岡・常陸国総社宮 地図を開く 近くのニュース