「飛鳥II」の寄港歓迎 ひたちなか、記念撮影や船内見学も

茨城新聞
2016年9月11日

国内最大のクルーズ船「飛鳥II」(5万142トン)が10日、ひたちなか市長砂の茨城港常陸那珂港区中央ふ頭に寄港し、記念セレモニーなどが開かれた。豪華客船を一目見ようと、大勢の人が訪れ、写真撮影などを楽しんでいた。飛鳥IIの県内寄港は初めて。

「飛鳥II」茨城港常陸那珂港区おもてなし実行委員会が主催し、ふ頭を一般開放した。乗客570人を乗せた飛鳥IIは午前9時ごろに入港。佐和高校マーチングバンド部の演奏を皮切りに歓迎セレモニーが行われ、同実行委員長の本間源基同市長と小久江尚船長が記念盾を交換し合った。

会場には大勢の人が訪れ、飛鳥IIをバックに記念撮影するなどしていた。合わせて船内見学会や観光物産フェア、建設機械の展示なども実施された。同市勝田本町の大矢則子さん(65)は「横浜港で飛鳥IIを見たことはあるが、地元でも目にしたかった。今度はぜひ乗ってみたい」と話した。孫の小学3年、瑞姫さん(8)は「大きくてびっくりした」と驚いていた。

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