外国豪華客船が茨城に初寄港 19年4月、常陸那珂港区
茨城新聞
2018年7月4日
茨城港常陸那珂港区(ひたちなか市、東海村)に来年4月、外国籍の大型クルーズ船が寄港することが決まった。茨城県への外国客船の入港は初めて。最高級ホテルの客室に匹敵する仕様を誇る豪華客船で、寄港は欧米の富裕層らを乗せた東京から北米へのツアーの一環。2020年には同港大洗港区への外国客船寄港も決まっており、これまで西日本や日本海側、関東では東京、横浜が中心だった外国客船の寄港が続けて実現することで、茨城県の観光振興や魅力発信に寄与が期待される。
常陸那珂港区に来春の寄港が決まったのは、米国のリージェント・セブンシーズクルーズ社の「セブンシーズ・マリナー」(4万8075トン、乗客定員708人)で、全客室がプライベートバルコニー付きスイートルームという豪華客船。ツアーは東京発-カナダ・バンクーバー着の「アジア・アラスカ探検の旅」(4月27日~5月16日)で乗客の大半が欧米の富裕層という。19泊の船旅のメインは米国アラスカ州とシベリアの間に連なるアリューシャン列島。手つかずの自然の中でさまざまな生き物が生息し、知られざる“自然の楽園”として近年人気を集めている。
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