「出浦」岩櫃に“凱旋” 寺島さんトーク 東吾妻

上毛新聞
2016年8月8日

「上州真田岩櫃サマーフェスタ」(東吾妻町、岩櫃城忍びの乱実行委員会、同町観光協会主催)が5日、同町原町の岩櫃ふれあいの郷で開かれた。NHK大河ドラマ「真田丸」で、最後の岩櫃城代・出浦昌相を演じた寺島進さんによるトークショーのほか、武者行列など多彩な催しに多くの人が訪れた。

寺島さんはトークショーを前に、ドラマの主要舞台となっている岩櫃山が見渡せる密岩神社と出浦の住居跡の出浦渕を訪れた。ガイドから説明を受けた寺島さんは「墓参りに来たような気分。出浦も大河ドラマで取り上げられて喜んでいると思う」と話した。
トークショーでは「出浦昌相の人物像」「真田昌幸の魅力」「忍者を演じるために行ったこと」などを語り「7日の放送はとても重要なので、出浦昌相の活躍とともに見てほしい」と呼び掛けた。
約百人による武者行列は、東吾妻 中から会場までの約1・5キロを練り歩いた。少年野球の原町ヤンキースの山口大成主将は「暑いけど、みんなで歩けて楽しい」とし、戦国時代の衣装を身に着けた中之条高陸上部の木暮桃花さんは「なかなかできない体験ができてうれしい」と話していた。

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