魅力発信続け20周年 「女将の会」が記念式典 宇都宮

下野新聞
2016年7月15日

 「観光栃木の魅力を創る『女将(おかみ)の会』」が創立20周年を迎え、記念式典が14日、宇都宮市内で開かれた。臼井静枝(うすいしずえ)会長(77)は「皆さまと一緒に栃木の魅力を発信し、泊まっていただけるよう盛り上げていきたい」と改めて決意を語った。

 式典には福田富一(ふくだとみかず)知事ら来賓を含め約40人が出席。福田知事は東日本大震災後に女将の会と実施したPR活動に触れ、「東京で何度も行った活動が効いた。皆さまの底力を見ました」とたたえた。

 式典では功労者として初代会長で日光市湯西川の本家伴久の大おかみ伴玉枝(ばんたまえ)さん(82)が表彰された。
 式典に先立ち、おかみ30人と福田知事は県議会議事堂で記念撮影。写真は県の公式観光ホームページ「とちぎ旅ネット」に近く設けられる女将の会の特集ページに掲載し、おかみを通じた誘客を狙う。

 女将の会は1996年、おかみ有志で設立された。現在は県内温泉地などの38宿泊施設50人のおかみからなり、本県のPRに取り組んでいる。

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