全国こども陶芸展inかさま 入選150点決まる

茨城新聞
2016年6月30日

全国各地の小中学生が制作したオリジナルの陶芸作品を公募する「第16回全国こども陶芸展inかさま」(茨城新聞社、笠間市、同市教委主催)の審査会が29日、笠間市下郷の同市役所岩間支所で開かれ、入選作品150点が決まった。

応募総数は3部門で計1559点。入選となる各部門の文部科学大臣賞や県知事賞などの特別賞と優秀賞、選奨を金子賢治県陶芸美術館長ら11人の審査員が選定した。

各部門の文部科学大臣賞は、宇都宮市立岡本西小3年の木島來夢(きじまらむ)さん、沖縄県浦添市立沢岻小6年の石川清平(いしかわきよへい)さん、栃木県益子町立益子中3年の堀江恋(ほりえれん)さんがそれぞれ受賞した。審査員長を務める金子館長は「サイズの小さい器など焼き物本来の作品が多く見られた。表面にしっかりとした植物の模様を入れたり、プロの発想のような表現や技術が凝縮されていた」と講評した。

展覧会は7月29日、笠間市笠間の県陶芸美術館県民ギャラリーで開幕する。入選作品のほか、中学3年生の応募全作品が8月31日まで展示される。

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