草木染の歴史や風合い楽しんで 高崎で企画展

上毛新聞
2016年5月6日

日本に古くから伝わる草木染の色合いを知ってもらおうと、高崎市寺尾町の市染料植物園は29日、企画展「色彩の歴史」を始めた。高松塚古墳壁画の婦人像を再現した衣装など約160点が並ぶ。6月12日まで。
婦人像の衣装は、奈良時代の衣服に関連する法令も参考にして、同市の草木染染色作家の故山崎青樹さんが再現した。ウエディングドレスなどに使うオーガンディの草木染も50色展示され、淡く奥行きのある風合いを楽しめる。
同展に合わせ、5月22日午後1時半からイメージ・カラーコーディネーターの矢内美恵子さん(伊勢崎市)が講演する。先着60人。問い合わせは同館(☎027・328・6808)へ。

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