メイプルそば、生産者ら20人試食会 那須烏山
下野新聞
2016年3月4日
【那須烏山】シロップなどに使うカエデの樹液を使ったそば「メイプルそば」の試食会が2日夜、城東の「そば夢サロン梁山泊(りょうざんぱく)」で行われ、ソバ生産者など20人が味を確かめた。
メイプルそばは昨年、同店の広木克臣(ひろきよしみ)さん(67)が、知人である日光霧降高原チロリン村の山本雄一郎(やまもとゆういちろう)代表(65)から「日光のカエデの樹液でそばを打ってほしい」と持ちかけられたのがきっかけ。昨年の「八溝そば街道そばまつり」で好評だったことから、広木さんと山本代表が関係者による試食会を企画した。
メイプルそばは、そば打ちの際、水の代わりに樹液を使用する。2月中旬から3月上旬の間だけ採取できる樹液は透明な水のようで糖度1・8~2%。ほんのり甘い香りがする。
同店は13日まで、メイプルそばと樹液を使ったつゆを販売する。並盛り380円、大盛り500円。(問)梁山泊0287・83・8237。
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