本県特産品、弁当に 【いちご一会 とちぎ国体】宇都宮のさとう うまいもの ご賞味を きょう開幕 おもてなしへ準備万端

下野新聞
2022年10月1日

いなりずしの「京源きつね福」運営のさとう(宇都宮市今泉新町、佐藤雅英(さとうまさひで)社長)は30日までに、県内の食品をふんだんに使った「とちぎまるごと弁当」を発売した。出張や観光、「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」などで来県する人に本県の食の魅力を発信する。

新型コロナウイルス禍の中、農産物の生産者らのために一役買おうと考案した。具材は「鹿沼こんにゃく甘辛金平」(鹿沼市)、「那須三元豚生姜焼(しょうが)焼き」(那須塩原市)、「佐久山コロッケ」(大田原市)、「らっきょうのたまり漬」(日光市)など12種類。かんぴょう、ニラ、ユズ、揚げ餃子(ぎょーざ)なども県産米と一緒に味わえる。ふたの裏面にはおしながきを添え、「牛乳生産量全国2位」などと本県をアピールする。

佐藤社長は「コロナ禍で制約を受けている生産者、飲食店、旅行者それぞれの思いを詰め込んだ一箱。食べ歩きした気分になってほしい」と話した。

JR宇都宮駅の駅ビル2階の「とちぎグランマルシェ店」で数量限定で販売。1個1598円。京源きつね福本店は要予約。(問)同店028・688・8189。