甘美な“宝玉”実り メロンの収穫本格化 真岡
下野新聞
2022年5月31日
県内一のメロン産地、真岡市内で本格的な収穫シーズンを迎えている。
同市中、農業手塚利貞(てづかとしさだ)さん(68)方では、ビニールハウス17棟約40アールで「タカミ」と「クインシー」の2品種を栽培している。強い日差しが降り注いだ30日は、青肉でさっぱりとした甘さのタカミを収穫。サイズなどを確認しながら、実をつるから手際よく切り離していった。
JAはが野の担当者によると、今年は天候の影響で生育が例年より1週間ほど遅れている。サイズは小さめだが、味は例年通り良いという。手塚さんは「購入してから5日ほど置くと、口当たりが良くなりおいしく食べられる」と話した。
収穫したメロンは同JA管内の直売所などで販売。出荷作業は6月下旬まで続く。