手作りつるし雛多彩 水戸のホテル 15日まで
茨城新聞
2022年3月1日
茨城県那珂市内で活動するNPO法人「ひろがる和 那珂つるしびなの会」のメンバーが手作りしたつるし雛(びな)が、水戸市宮町のホテルレイクビュー水戸にお目見えし、多彩な色合いで来館者を楽しませている。3月15日まで。
同ホテルでの展示は初めて。那珂市で開かれている「那珂のひなまつり」が新型コロナウイルス感染の影響で展示規模を縮小しているのをきっかけに、「たくさんの素晴らしい作品が見られないのは寂しい」という首藤敦子支配人の考えから企画し、展示となった。
1階のメインロビーに鮮やかな古布を使ったつるし雛約50本が並ぶ。同市額田地方に伝わる民話から着想を得た「七運野菜びな」や、同市の花「ヒマワリ」などが見られる。首藤支配人は「作品は手のぬくもりを感じることができる。コロナ禍で沈んでいる気持ちが少しでも明るくなれれば」と話した。