早春告げる、甘い香り 水戸でロウバイ見頃

茨城新聞
2022年1月21日

水戸市三の丸の弘道館で、ロウバイが見頃を迎え、ろう細工のような光沢のある黄色い花が、早春の訪れを告げている。

同館の敷地内には8本のロウバイが植えられ、同館事務所によると、開花は例年並みの昨年12月末から始まった。このうち正庁玄関脇では5割以上が開花し、ほのかに甘い香りを漂わせている。同館のロウバイは2月中旬まで楽しめるという。

夫婦で訪れた横浜市戸塚区、会社員、村山正行さん(69)は「ロウバイを見たのは今年初めて。まだまだ遠いと思っていた春の足音が感じられた」と話した。