茨城・鉾田に東京タワー出現　イルミネーション、市街地彩る

茨城県鉾田市鉾田の市商工会館に、年末恒例のイルミネーションが点灯し、無数の発光ダイオード(LED)が中心市街地を鮮やかに彩っている。点灯時間は午後5～11時、来年3月31日まで。

今回のテーマは「東京の夜景」。高さ10メートルの東京タワーや雷門が出現し、赤や青のLEDが輝く。2011年の東日本大震災で被災した中心市街地に明るさを取り戻そうと、同商工会の会員が中心となり13年から実施。例年、クリスマスの時期から年始までの点灯だったが、今回は期間を大幅に延ばした。

実行委員長で同商工会青年部の渡辺拓哉さんは「塔の高さは過去最大。コロナ禍で都会に行くのを控えている市民に見てもらいたい」と話した。12月は金曜日の午後5～6時に来場した子ども先着50人に、プレゼントを配布する(31日除く)。