距離を取り、間隔を空けて 笠間稲荷神社 例年と異なる初詣
茨城新聞
2021年1月2日
新年を迎えた笠間市笠間の笠間稲荷神社には、元日午前から参拝客が続々と訪れた。今年は新型コロナウイルス対策で、参拝客同士が距離を取れるよう、通路にテープが貼られ、間隔を空けて並ぶように工夫されているなど例年とは異なる初詣の様子だった。
同神社によると、毎年三が日には80万人ほどが訪れるという。昨年の12月には正月に向け、人が密になりやすい拝殿や社務所などに大規模なウイルス抗菌作業を行った。
檜山祥一禰宜(66)は「元日の参拝客数は例年と比べて少ない印象。分散参拝を呼び掛けていた効果があったと思う」と話した。
筑西市から父親と一緒に初詣に来た平田寧々さん(12)は「今年はコロナが収まって楽しい学校生活が送りたいです」と願いを込めた。
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