モ~っと愛のある一年に 高崎で干支だるま作り

上毛新聞
2020年12月27日

 新年を前に、群馬県高崎市下豊岡町の群馬ダルマ製造卸販売(清水紀和代表)で、来年の干支(えと)「丑(うし)」をデザインしただるま作りが終盤にさしかかっている。

 梅の花や「福」の字など縁起物を鮮やかに描き入れた愛らしいだるまを、女性職人らが繊細な筆遣いで制作している。

 今年は隠れたハートマークを3カ所にあしらったといい、「来年も新型コロナウイルス感染症に負けず、愛のある一年になってほしいという願いを込めた」と話していた。

 干支だるまは高さ12センチ。県達磨製造協同組合に加盟する若手経営者らが、毎年独自のデザインをして人気を集めている。