旬のレンコン収穫 生産者「塩だけで食べて素材の味を」 小美玉の霞ケ浦湖畔

茨城新聞
2020年11月16日

全国一の収穫量を誇る茨城県のレンコンが旬を迎えている。中でも霞ケ浦湖畔は栽培が盛ん。小美玉市下玉里の「山口farm(ファーム)」のハス田でも12日、収穫作業が行われ、スタッフが腰の上まで泥水に漬かり、水圧ポンプを利用して、レンコンを掘り出していった。

山口正博社長(41)は「ほぼ通年で出荷しているが、寒くなると味がのってくる。ねっとりしてくる品種もある。ぜひ、フライパンで焼いて塩だけで食べて、素材の味を楽しんでほしい」と話していた。

収穫されたレンコンは、契約している東京や千葉県などのスーパーや飲食店に出荷される。これから年末に向けて、歳暮や縁起物のおせち料理の需要が増え、収穫・出荷が繁忙期を迎える。

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