青い灯に収束の願い込め 佐野 道の駅でイルミ10万球

下野新聞
2020年11月5日

 【佐野】吉水町の道の駅どまんなかたぬまで3日夜、恒例の「ガーデンイルミネーション」が始まった。新型コロナウイルス感染症収束などの願いを込めたブルーをメインカラーに、10万球余りの発光ダイオード(LED)が佐野の夜を彩った。

 同道の駅のイルミネーションはオープン翌年の2002年に始まり、冬の風物詩として訪れる人の目を楽しませてきた。今年は感染症拡大防止のため点灯式は中止した。

 点灯初日、日が落ちて肌寒くなった会場に買い物を終えた人や家族連れが集まり、スマートフォンなどで写真を撮影していた。子どもたちは歓声を上げながら会場内を走り回っていた。

 友人2人と訪れたという鹿沼市みなみ町、パート従業員小林倫子(こばやしみちこ)さん(39)は「どまんなかたぬまのイルミネーションを見るのは初めて。すごくきれいで、コロナ禍だけど元気をもらえました」と話した。

 来年3月2日まで。(問)同道の駅0283・61・0077。

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