皇帝ダリアが満開 鹿沼

下野新聞
2015年11月18日

 5メートルほどの高さに成長する皇帝ダリアが17日、鹿沼市下沢の木工会社「光青(こうせい)」で満開となり、地域住民や道行く人々を楽しませている。

 13年ほど前に前社長で支配人の青柳政和(あおやぎまさかず)さん(65)が、正面玄関周辺に植えた。現在は約120本があり、直径15センチほどの淡い紫色の花が咲き誇っている。

 皇帝ダリアはメキシコ原産で、キク科の半耐寒性多年草。高く威風堂々と育つことからその名が付いた。一般のダリアより開花が遅いため、咲き始めて数日で霜に当たり、花が黒くしぼんでしまうこともある。ことしは穏やかな天候のため、見事に咲いた。

 青柳肇光(あおやぎただみつ)社長(43)は「例年より1週間早く、今月上旬に開花した。霜が降りるまで、しばらく楽しめそう」と話している。

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