県産小麦で焼き立てパン販売 長野原・浅間酒造観光センター
上毛新聞
2020年9月12日
酒造会社の浅間酒造(長野原町長野原、桜井武社長)は、運営する同町の浅間酒造観光センターでパンの製造を始めた。パンを新たな事業と位置付け、県産小麦など素材にこだわった焼きたてを週末などに数量限定で販売する。
酒造りとパン作りには「発酵」という共通性があることから、ブランド名を「ブーランジュリー 醗蔵屋(かもくらや) ASAMASHUZO」とした。
当面は3種類を売り出す。しっとり食感の「プレミアム食パン」(1斤380円)と、フランスパンと比べて軟らかい口当たりにした「バゲット」(1個250円)はいずれも県産小麦を使う。国産小麦の全粒粉を使い、小麦の香りを生かした「カンパーニュ」(1個300円)もある。
当日焼いたパンだけ販売する。同社は「地元住民の生活に溶け込み、愛される商品にしたい」とする。
同センターで土、日、月曜に販売する。数量限定のため予約が望ましい。9月は特別に22日も販売する。焼き上がりは午前11時半と午後1時半の2回予定。
問い合わせは同センター(フリーダイヤル0120.041.396)へ。