“密”を避け爽やかに 鹿沼でハナショウブ見頃
下野新聞
2020年7月6日
【鹿沼】草久(くさぎゅう)の古峯(ふるみね)神社にある日本庭園「古峯園(こほうえん)」でハナショウブが見頃となった。白、紫、黄色の花が咲き競い、散策する人たちを和ませている。
同神社の担当者によるとハナショウブは昨年に続いて株の植え替えを行ったという。“密”を避け、間隔を開けたため、株数はこれまでより減り、2千株弱。「現在がピーク。あと10日前後楽しめる」という。
園内の散策路やあずまや、新築され5月中旬から正式オープンした「峯の茶屋」などから楽しめる。参拝後、足を運んだ宇都宮市、農業宇梶文男(うかじふみお)さん(77)は「昨年に続いて2度目。ここのハナショウブは色が鮮やか。爽やかで散策していて気持ちがいい」と話す。
同園は敷地約8ヘクタール。標高730メートルにあり、市街地に比べて温度は2、3度低く、サツキはまだ花を残しアジサイはこれから。四季折々の草花が楽しめる。入園料大人300円、子ども200円。(問)社務所0289・74・2111。
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