マンゴー 真っ赤に熟れ 余熱で栽培、収穫開始 那珂川

下野新聞
2020年6月29日

 【那珂川】民間企業のチップボイラー余熱を利用して育てたマンゴーの収穫が、松野のビニールハウスで始まった。

 循環型社会の実現を目指す小川、鈴木栄子(すずきえいこ)さん(58)らが約1300平方メートルのハウス内でアーウィンなど6品種計150本を栽培。「なかよしマンゴー」の名前で町内外の飲食店やホテルなどに出荷している。

 20日に収穫が始まり、25日は鈴木さんらが完熟した赤いマンゴーを1個ずつ丁寧に採っていった。7月末までに約3500個の収穫を見込む。

 鈴木さんは「質量ともに過去最高の出来栄え。実が大きく糖度も高い」と自信を見せた。月~土曜は小川の鈴木材木店で、日曜は谷田の交流型直売施設「あかねてらす」で販売する。(問)鈴木さん0287・96・3046。

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