三本松茶屋が最高賞 日光産地ビール 香りや苦み特徴 国内の審査会、部門別

下野新聞
2020年3月6日
三本松茶屋の「THE NIKKO MONKEYS」

 国内で醸造されるビールの審査会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」(日本地ビール協会など共催)が5日までに都内で開かれ、日光市の戦場ケ原で観光物産店を経営する三本松茶屋の「THE NIKKO MONKEYS Pale Ale(ザ・ニッコー・モンキーズ・ペール・エール)」がボトル・缶部門で最高賞の金賞に輝いた。

 受賞銘柄は香りや苦みが特徴。同部門に出品された208点のうち、金賞は16銘柄だった。

 三本松茶屋は18年4月に醸造場「Nikko Brewing(日光ブルーイング)」を立ち上げた。同社の鶴巻康文(つるまきやすふみ)専務は「未経験のメンバーが醸造を始めてから2年弱で賞を獲得できたことは快挙だと思う」と喜びを語った。審査会では同ブランドの「Premium Lager(プレミアム・ラガー)」も銀賞を受賞した。

 審査会は今年で2回目。全国の114者から計408銘柄が出品された。

 本県のその他の受賞者とブランド名は次の通り。

【ボトル・缶部門】銀賞 那須高原ビール「那須高原ビール」【ケグ部門】銅賞 ホンダ産業プレストンエールブルワリー「プレストンエール」

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