梅雨を快適に過ごそう ①おすすめの傘

上毛新聞
2019年6月23日

 梅雨入りが発表されて約2週間。じめじめ、むしむしと不快指数は高まるが、快適さを演出するアイテムやアイデアはいろいろある。機能もデザインも多彩な傘や、気分転換に使えるアロマとハーブティー…。さまざまな工夫で、うっとうしいこのシーズンをさわやかに乗り切ろう。

◎華やかなフリル付き 高崎高島屋(旭町☎027-327-1111)
 今年人気なのは縁にフリルが付いた商品。華やかなフリルと生地のつやが高級感を感じさせるタイプや、ドット柄でかわいらしい印象のデザインなどがある。担当者は「売れ行きは順調。雨傘もパラソルもフェミニンな雰囲気の商品が売れている」と話す。フリルの雨傘は1万円台が中心。

 また英国王室御用達ブランド「フルトン」のビニール傘は毎年一年を通してよく購入されている。肩まで覆う鳥かごのような形が特長で、柄はバラ、水玉、チョウチョ、花などさまざまだ。6000円台が多い。

 遮熱、遮光、UV機能をうたった男性向けの晴雨兼用傘も並ぶ。

◎折れにくい耐風傘 スズラン高崎店(宮元町☎027-326-1111)
 ここ数年、長傘の主流となっている「耐風傘(たいふうがさ)」を豊富に取りそろえる。強風でも折れにくく、ひっくり返っても手で戻せるのが特徴だ。デザイン性では通常8本程度の骨組みが12本ある「多間傘(たけんがさ)」が人気。骨が多いため開いたときの形が円に近く、シルエットが美しい。いずれも価格は5000~1万円が中心という。

 折り畳み傘は軽量のタイプが売れ筋。マッキントッシュフィロソフィーの折り畳み傘(8100円)は重量が100グラム以下で、バッグに入れても重さがほとんど気にならない。スリムでコンパクトながら親骨は55センチと大きさも十分だ。

◎折り畳める全天候型 東急ハンズ高崎店(八島町、高崎オーパ6階☎050-1743-1109)
 一押しは「全天候型」の折り畳み傘(55センチ5292円、60センチ5724円)。プライベートブランド「hands+」の新商品だ。高い防水性や遮光、UVカット機能に加え、折り畳み傘では珍しいという耐風構造を備えており、強い雨風にも日差しにも対応できる。

 イノベーターの自動開閉式折り畳み傘(4212円)は、荷物で片手がふさがっていてもボタン一つでスマートに開け閉めが可能。こちらも晴雨兼用で、男性が使う日傘としてもお薦めだ。