夜の雪景、ほんのりと 「湯西川温泉かまくら祭」
下野新聞
2019年1月30日
日光の冬の風物詩「湯西川温泉かまくら祭」(同実行委員会主催)が日光市湯西川の温泉街で行われている。沢口河川敷に作られた約800個のミニかまくらは、一つ一つにろうそくの明かりがともされ、幻想的な雰囲気を演出している。3月3日まで。
祭りは今年で26回目。日本夜景遺産のミニかまくらは高さ約40センチ。「平家の里メイン会場」には、高さ約3メートルの巨大かまくら5基も設置されている。
午後4時ごろ、実行委員は手作業でミニかまくらにろうそくを設置し始めた。日暮れ後の会場は、明かりに照らされたミニかまくらを撮影する観光客でにぎわった。宇都宮市さるやま町、江川清(えがわきよし)さん(79)は「素晴らしい風景。また来年も来たい」と笑顔を見せた。
ミニかまくらは水、木曜を除き、午後9時までライトアップされる。