オオワシ、今年も飛来 茨城町涸沼

茨城新聞
2019年1月24日

国天然記念物のオオワシが20日、茨城町の涸沼に今年も飛来した。毎年、同一の個体が訪れているという。高齢化が進んでいるとみられているが、関係者は「今年も来てくれてほっとした」と話している。

この個体は1998年ごろから確認されている。毎年1月下旬から3月中旬ごろまで涸沼に滞在している。オオワシは夏にロシア東部のオホーツク海沿岸で過ごし、越冬のために日本に渡ってくる。主に北海道に飛来するが、少数が本州各地の湖沼、河口などで越冬する。

白・黒・黄色のコントラストが美しい「鳥の王者」を撮影しようと、アマチュアカメラマンが現場に集まっている。

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