たおやかに冬の主役 【2018 師走点描】シンビジウム 上三川で出荷ピーク
下野新聞
2018年12月7日
年末年始の贈り物として人気の洋ラン「シンビジウム」の出荷が、県内で最盛期を迎えている。
上三川町上蒲生の隅内園芸では6日、隅内正俊(すみうちまさとし)さん(41)ら6人が出荷作業に大忙しとなった。鉢植えに支柱を取り付けたり、花びらの向きを整えたりと、次々に鉢を仕上げていた。
同園では、15棟のビニールハウス内で約8千鉢を栽培。赤や白、黄色などの花々を関東や東北、北陸地方の市場に出荷している。
隅内さんは「猛暑や台風の対応が大変だった。今年は花をアーチ状に見せるタイプが人気です」と話した。作業は来年3月ごろまで続く。