輝き鮮やか大粒イクラ 常陸大宮の川魚店
茨城新聞
2018年11月12日
サケの産卵期を迎え、常陸大宮市野田の川魚店「ごふくや」で、那珂川で捕れたサケからイクラを取り出す作業が行われている。
同店では、午前8時半ごろから、店主の石川光司さん(69)が作業。自身で捕ったり、漁師仲間から届けられたりするサケ5匹から計約1・5キロのイクラを取り出せる。膜を取り除くため湯でゆがき、水で洗った後、最後に塩をまぶすと、オレンジ色に輝くイクラが調理場に並んだ。
石川さんによると、今年はサケの遡上(そじょう)が1週間から10日ほど遅いため、11月に入ってようやく作業に入れたという。「那珂川のサケから取れるイクラは粒が大きい。この時期になると、『イクラ丼出してるの』と問い合わせが来る」と石川さん。秋の味覚を待ち望む人は多い。
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