甘み十分秋の味覚 柿狩り始まる 石岡・八郷地区

茨城新聞
2018年10月5日

皇室への「献上柿」として広く知られる、石岡市八郷地区特産の柿が収穫期を迎え、各観光果樹園で柿狩りが始まった。今年は猛暑や台風の影響が心配されたが、「作柄は良好。甘みが増している」(やさと観光果樹組合)という。

同組合の柿果樹園には18軒が加盟。今は、旬を迎えた西村早生(わせ)、中旬ごろからは太秋(たいしゅう)や松本早生富有、11月に入ると「献上柿」にもなる富有が食べ頃となる。各観光果樹園では、収穫体験ができるとともに、さまざまな食感の違いが楽しめる。

同組合柿部会長の瀬尾栄一さんは「例年に比べ甘みが早く出ている。ぜひ柿狩りを楽しんでほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同市観光課(電)0299(43)1111

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