ナシで給水 サイクリング 旬の味覚堪能 りんりんロード
茨城新聞
2018年9月3日
旬の県産ナシを味わいながらサイクリングを楽しむ「ツール・ド・梨IBARAKI」(同実行委主催)が2日、つくば市内などのつくば霞ケ浦りんりんロードで開かれた。田園を駆け抜け、汗を流したサイクリストらが、水分補給にみずみずしいナシを堪能した。
本県は生産量全国2位を誇るナシ産地。イベントは県産ナシと同ロードをPRしようと、2013年から開催されている。同日は、土浦市-桜川市岩瀬コースの中間にある筑波休憩所(つくば市沼田)に「給梨所」が設置され、甘みとほのかな酸味が特徴の「豊水」計100キロが振る舞われた。あいにくの曇り空にもかかわらず、団体や家族連れなど、多くのサイクリストが旬の味覚をおいしそうに頬張っていた。
水戸市出身の俳優で「いばらき大使」の渡辺裕之さんもゲストとして自転車に乗って登場。渡辺さんは「ナシの味は申し分なく、(運動後は)ひとしお。サイクリングで季節の食べ物を楽しめるのはとても良い」と話した。家族と参加した城里町の萩谷翔星君(8)は「柔らかくしゃりしゃりして、甘さ100%。これからまた頑張って走る」と笑顔で話した。
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