水戸黄門まつり パレードや舞、まち熱気 「カミナリ」も登場
茨城新聞
2018年8月5日
水戸市の夏の風物詩「水戸黄門まつり」でメインイベントとなる水戸黄門パレードや市民カーニバルが4日、上市と下市の両地区で繰り広げられた。炎天下の中、若者や家族連れなど大勢の参加者や見物客でにぎわい、まちは熱気に包まれた。5日まで。
今年のパレードには、本県出身のお笑いコンビ「カミナリ」の竹内まなぶさんと石田たくみさんが登場。竹内さんによる「出発」の掛け声に見物客が「オー」と応じると、音楽隊や水戸黄門に扮(ふん)した一行とともに華やかな山車がスタートした。カミナリの2人は沿道に集まった見物客に「この美容室で丸刈りにしてました」など軽快なトークを繰り広げ、笑いを誘っていた。
その後行われた市民カーニバルには、企業や大学、市民団体など計43チーム3千人が参加。「黄門ばやし」や「ごきげん水戸さん」などの曲に合わせ、鮮やかな衣装を身にまとった市民らが独自の振り付けで多彩な舞を披露すると、“みとっぽ”たちの熱気と祭りムードは最高潮に達した。
市民カーニバルを楽しみに毎年訪れているという野末幸枝さん(80)は「若い人たちの躍動感が素晴らしく、見とれてしまう」と祭りを満喫していた。
最終日の5日は山車巡行や神輿(みこし)渡御などが行われる。
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