仏の薫り グラス重ねて ボージョレ解禁イベント

下野新聞
2017年11月17日

 フランス産の新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が解禁された16日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで恒例の「一晩だけのワイン村」が開かれ、ワイン愛好家らが“今年の味”に酔いしれた。

 同スクエアが主催。ボージョレ・ヌーボーはその年の天候などで味が異なり、今年は良質な仕上がりといわれている。

 会場にはイベント開始の午後5時前から、サラリーマンや主婦らが続々と来場。冷たい風が吹く中、グラスを片手に初物を堪能していた。

 解禁日を楽しみにしていたという下野市下古山、パート山本尚美(やまもとなおみ)さん(50)は「フルーティーでさらっとしているので飲みやすい」と満足した様子だった。

 また県都の中心市街地を華やかに彩る「うつのみやイルミネーション2017」(宇都宮市中心市街地ライトアップ実行委員会、歴史と光のフュージョンプロジェクト実行委員会主催)の点灯式も開催。晩秋の夜が幻想的な雰囲気に包まれた。

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