県庁昭和館でプロジェクションマッピング 栃木の魅力を投影、20・21日公開

下野新聞
2017年10月20日

 県庁昭和館をスクリーンに見立てて映像を立体投影するプロジェクションマッピング「ヒカリノタビ~文化が彩る栃木への誘(いざな)い」の報道向け試写会が19日夕、県庁で行われた。小雨が降る中、祭りや自然など、本県が誇る文化の映像が音楽に合わせて次々と流され、辺りは非日常的な雰囲気に包まれた。

 約8分間の映像は本県の名物や名所と共にカウントダウンしてスタート。満月を背景に能を舞う映像で始まり、紅葉やサクラ、フジなどの映像で季節を巡った。後半は「烏山の山あげ行事」や「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」などの祭りをイメージした映像がにぎやかに流れ、花火の映像と共にフィナーレを迎えた。

 帰宅途中に見学した壬生町幸町2丁目、県臨時職員新井(あらい)ひよりさん(20)は「お祭りなどの映像と体に響くような音に圧倒された。多くの人に見てほしい」と話していた。

 一般公開は20、21の両日行われ、午後5時半から30分間隔で5回投影される。

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