人気かき氷店、カフェに モンブラン看板商品 茨城・小美玉
茨城新聞
2025年10月20日

夏季限定だった茨城県小美玉市の人気かき氷店が今秋、通年営業のスイーツカフェに生まれ変わった。同市飯前の「氷屋あかね+」が新たに自家農園産サツマイモなどの地元食材を使ったモンブランを主力メニューとして前面に押し出し、リニューアルオープンした。
モンブランは現時点ではサツマイモと栗の2種類を用意。紅はるか、シルクスイートなど数種類を使い分け、素材に合わせて生クリームの配合も変えるこだわりようだ。栗のモンブランは、店主の川崎愛さん、夫の紀明さんが皮をむいてペーストにするところから全て手作業で行っている。愛さんは「手間はかかるが、本来の風味を100%味わってほしい」と話す。カボチャのモンブランも近々提供する予定だ。

サツマイモを使ったモンブラン
どの商品も砂糖を極力控え、素材が持っている自然な甘みを味わえる。添えられた塩を少しつけると、より甘みが引き立つという趣向だ。今後は焼き芋やサツマイモのホットサンドなどメニューを拡充していく予定。「店名に追加したプラスの通り、これからも進化していきたい」と意気込む愛さん。人気のかき氷も通年で提供する。モンブランは全て900円。営業時間は午前11時から午後5時。営業日は店のインスタグラムで発信している。