宇都宮駅西口で“一度は目にしたことがある”歴史的シンボル「旧篠原家住宅」が長期休館
下野新聞
2025年9月20日

旧篠原家住宅(栃木県宇都宮市今泉1丁目)は、耐震工事実施のため、9月1日から2026年11月30日まで休館する。工事の状況により休館期間が変更されることもある。最新の情報は宇都宮市のホームページに掲載される。
旧篠原家住宅は1995年に市の文化財に指定、96年に市に寄贈された。2000年には主屋と新蔵が国の重要文化財に指定されている。耐震工事による長期休館は市への寄贈以来、初めて。
篠原家は宇都宮を代表する旧家の一つ。江戸時代から同所で、しょうゆ醸造業や肥料商を営んでいた。現在の旧篠原家住宅は明治期に建てられたもので、当時の豪商の姿を伝え、JR宇都宮駅西口の歴史的シンボルとなっている。
(問)宇都宮市文化都市推進課028-632-2764(平日対応)。
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