宇都宮インターパークのイベントに出展 高校生グループが企画「多くの人が来てうれしい」

下野新聞
2025年9月14日

栃木県上三川町内の高校生らでつくる「かみのかわ高校生プロジェクト(かみプロ)」は7日、宇都宮市インターパーク6丁目のミナテラスとちぎで初開催されたイベント「interpark GOOD PARK FESTA 2025」に出展した。「かみプロ夏祭り」と題し、地元農家のドライイチゴとかんぴょうを生かしたパフェ作り体験など来場者が楽しめる企画運営に挑戦した。

プロジェクトは上三川町内の高校生に地域とのつながりを持ってもらおうと、町が毎年メンバーを募集。本年度は高校生25人が所属している。

イベントに向け、高校生らは5月から活動を開始。地元団体や農家、飲食店などの協力の下、飲食物のレシピ考案・試作や催し物の準備を行ってきた。

イベント当日は、町産ドライイチゴとかんぴょうを使ったパフェ作り体験をはじめ、いちごミルクなどの販売や流しそうめんなどのコーナーを設置。会場は家族連れなどでにぎわい、高校生らは地域の人たちとの交流を楽しんでいた。

上三川高1年の岩上桜来さん(16)は「メンバーと協力して準備し、思ったより多くの人に来てもらえてうれしい」と笑顔。真岡市から訪れた小学生の姉妹は「高校生がイベントを行うことを知って来た。水鉄砲がとても楽しかった」と満足そうな様子だった。

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