早川淵彼岸花の里 16日開園へ準備着々 群馬・太田市、伊勢崎市の有志 草刈りや雑木処理
上毛新聞
2025年9月14日

群馬県の太田市と伊勢崎市の境を流れる早川沿いの民間公園「早川淵彼岸花の里」(群馬県伊勢崎市境三ツ木)で、両市の住民が16日の開園へ向けて、草刈りや雑木の処理などの準備を進めている。見頃を迎えると約3000平方メートルの園内で30万本のヒガンバナが楽しめる。
公園はヒガンバナの群生地として親しまれていたが、2018年秋でいったん閉園した。地域活性化につなげようと、昨年春に両市の有志が「早川淵彼岸花の里を愛する会」(川田幸男会長、11人)を結成。地元の太田市新田下田中町や企業が協力し、地権者の許可を得て準備した。
昨秋に6年ぶりに開園。約半月の期間中に県内外から5100人余りが訪れ、一面を真っ赤に染めた花を楽しんだ。
今年は4月から、会員が園内や早川の土手を整備している。川田会長は「猛暑の影響で開花時季が読めないが、昨年同様に花を楽しめる」と来場を呼びかけている。
30日まで。午前6時~午後5時。入場無料。近くの下田中芝生公園(同所)とディップ西側従業員駐車場(同所)に臨時駐車場を設ける