にっぽん丸が大洗に寄港

茨城新聞
2017年7月13日

大型クルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が12日、大洗町の茨城港大洗港区に寄港し、セレモニーが開かれ、関係者が乗客約400人を出迎えた。

一昨日に八戸港(青森)を出て、同日朝に入港。第4埠頭(ふとう)では県内各市町村の物産フェアなどが開かれた。夕方の出港セレモニーで大洗港振興協会長の小谷隆亮町長は「地元の活性化につながり感謝している」とあいさつ。大洗高校マーチングバンド部が演奏する中、集まった町民らが横浜港に向かう船を見送った。今月29日に再び大洗港に寄港。同日は一般向けの船内見学会も開かれる。

夫婦で乗船している青森県三沢市、藤田広行さん(61)はこの日、オプションツアーで日光東照宮(栃木)を観光。「大洗は海鮮が有名と知った。次は茨城を回りたい」と笑顔で話した。

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