<栃木・県南グルメ>TSUMIKI(足利)バーニャカウダ 色とりどりの新鮮野菜を特製ソースで

下野新聞
2024年6月30日

新鮮な野菜とニンニクの香るまろやかなソースの相性が抜群だ。

バスケットに10種類以上の色とりどりの野菜が所狭しと盛り付けられた、人気メニューの「バーニャカウダ(1430円、2人前)」。新鮮な野菜を畑から摘み取るような楽しさが味わえる。アンチョビーとオリーブ油、ニンニクを大豆由来の生クリームで伸ばしたソースは非常になめらかだ。

市出身の新井祐輔さん(39)が、県内外のイタリアンレストランなどで10年ほど修業を積み、2018年6月に妻の彩子さん(37)と「TSUMIKI(つみき)」をオープン。店名には「さまざまな体験、経験を積み上げ、常に成長していきたい」という思いを込めたという。

バーニャカウダやサラダは「素材の味を楽しんでほしい」と、山梨県や長野県の契約農家から仕入れた味の濃い野菜を使用する。肉料理などに添える塩はシイタケやホタテのだしが効いたものを使用するなど、素材にとことんこだわる。

店のコンセプトは「第2の食卓」。来る人が気軽に食事やお酒を楽しめるよう、店の従業員にも意見を募りながら店内の雰囲気づくりや、誕生日などサービスの拡充を日々模索する。

現在、2号店の出店を計画中だという。新井さんは「お客さんにとって居心地の良い場所であり続けられるよう、成長していきます」と笑顔で語った。

▼メモ 栃木県足利市雪輪町2485。午前11時半~午後3時、午後6時~9時半(金、土曜と祝前日は10時)。日曜定休。(問)0284・82・9224。

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