<栃木・県南グルメ>KIMURAYA(小山)コッペパン もっちり食感で組み合わせも豊富に
小麦粉に栃木県産小麦「ゆめかおり」の全粒粉をブレンドしたコッペパン(180~190円)はもっちりとした食感で、かみ応えがある。ピーナツクリームやブルーベリージャム、こしあん&マーガリン、とちおとめミルククリームなど常時10種類前後が並ぶ。
以前は小麦粉のみを使用していたが、2年ほど前から全粒粉を取り入れている。3代目店主の岸伸行さん(53)は「できるだけ加工していない原料を使いたくて、思い切ってリニューアルしました」と振り返る。
生地に使う砂糖は種子島産の粗糖、塩は沖縄のシママースとこだわる。コッペパン以外にも、やはり全粒粉を使用した食パンや、ハード系の五穀ブレッド、カンパーニュなども人気だ。
銀座木村屋で修業した祖父が1926年、小山駅近くに店を構えたのが始まり。節目の創業100年も目前だ。現在の神鳥谷の店舗は、自社の製パン工場だった建物を2011年に店舗兼工場とした。
その日の温度や湿度によって水の配合を調整するなど、経験がものをいう仕事。「うちのパンを食べて『元気になった』と言ってもらえるとうれしい。そういう店を目指したいですね」
▼メモ 栃木県小山市神鳥谷287の1。午前10時~午後5時(土曜は6時)。月曜定休。(問)0285・22・3668。店舗ホームページはこちら
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